ステロイドの副作用で眠れない長い夜

月 多発性硬化症の診断までの出来事

もともと不眠症なのに

私は子どもの頃から睡眠が浅く
修学旅行などはほとんど
一睡もできなかったですね

ですので入院するときは
夜に眠れるのかとても心配でした
そして、その心配は的中しました。


病室にはドアがないので廊下で
人が夜に歩いているだけで
神経質な私は
睡眠薬を飲んでも眠れませんでした

ちなみに私は窓側のベッドでした。

特にステロイドパルスの点滴治療をした時は
栄養ドリンクを100本くらい
一気に飲んだような感覚になり
テンションが上がって眠れませんでした


ちなみに隣のベッドの
重症筋無力症という難病の先輩も
私と同じタイプでテンションがあがって
ベッドの中で一晩中
DVDプレイヤーで何本も
映画を見ていたそうです。


お薬を飲み込めないほど
嚥下機能が低下していたのに
布団の中で煎餅食べていました
多分塩味だと思いますね塩煎餅ですね


パルスの威力すさまじいです。

隣のベッドで私に気を遣って
いたのだど思うのですが
優しく煎餅をかじってました
でもその音と匂いが気になり
ますます眠れない夜を過ごしました


また私はかなりの頻尿なのですが
入院中は特にひどくて
夜中に3回から4回は
トイレにいっていました。


車椅子や手押しのカートを
利用している人が多かったので
廊下は広くて手すりもついているし
床は滑りにくいし、
傾斜もなくてよいのですが
夜になるとみんなの大切な
車椅子達が廊下に大量に並んでいるので

当時目の手術をする前の弱視の私は
カートや車椅子をよけながら
部屋から遠いトイレへいくためには
けっこう大変でした。

そして何度もびっくりさせられてのが
病室の壁からちょこんと見える義足でした。

寝るときは義足を外して寝るのでしょうか?
真夜中に暗い病室の壁に
足が一本立てかけてあったのを
弱視で尿意マックスの私が見たときは
びっくりして漏らしそうになりました

たぶん軽く
飛び上がっていたかもしれませんね。
眠れない夜は
まだまだつづくのでした


わたしはMRIの撮影で使用した耳栓をそのまま使用していたのですが
高価な耳栓を買って持っていけばよかったと
後悔しています

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