ステロイドパルス療法をはじめて受けた時の話

点滴 多発性硬化症の診断までの出来事

大学病院にて初めてのステロイドパルスを受けた時のお話


私は入院し病名が確定した時点で
すぐに治療を行いないました。


病室は2人部屋で私は窓側。
ナースステーションからも離れていて、
すごく静かだし快適でした。


大量にステロイドの点滴をしたあと
外出や外泊は禁止されています。


私が今回行った点滴は
ステロイドの飲み薬の
約200錠くらいの効能があるらしいです。
9回行ったので
合計1800錠くらい薬を飲むような感じだと思います。

ですが全然効果が感じられませんでしたね。
手のしびれは結局今でも残っています。

ステロイドパルス療法とは

ステロイドは体内で作られるホルモンの一種で多用な作用を持っています。
その作用には免疫、炎症を強力に抑える力があり、
自己免疫疾患や炎症疾患に対する有効な薬剤として広く使われています。


ステロイドパルス療法は
1グラムのステロイドを
3日間連続で点滴することを1クールとして
1~3クール行う治療法です。


多量のステロイドパルス終了後は
ステロイド内服をおこない、
ゆっくりと減量していきます。
治療中は定期的に全身検査をおこないますが
以下のような副作用があります。


副作用について
体重増加、顔貌変化
一時的なものでステロイドの減量とともに改善します。

高血糖、糖尿病
一過性に悪化します。
糖尿病が悪化し、インスリン治療を必要とすることがあります。

消化管潰瘍
ステロイド投与中は潰瘍予防薬を内服してもらいます。
また場合によっては胃カメラなどを治療前におこないます。


骨粗鬆症、大腿部骨頭壊死
骨量の減少が疑われるときには予防薬の内服をおこないます。


精神症状
不眠、精神の不安定が見られます。
入眠剤などで対応します。
心不全、劇症肝炎
稀ですが報告があります。


感染症
免疫が抑制されるため感染しやすい状態になります。
マスク着用やうがいなどで対応します。


以上神戸海星病院HPより引用
引用元

この症状で私の身に起きたのは不眠でした

続 く

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