スポーツクラブでの激しい運動(病気でも運動するよ)

スポーツクラブ

数年前、
1日に5回も私のブログを
「多発性硬化症 ボクササイズ」と、
いう言葉で検索をかけてくれた方がいました。

もしかすると、
私と同じ病気で同じ趣味なのかな?

病気が確定する前のスケジュール

病気が確定する前は
30代後半なのにも関わらず、
毎日かなりの時間運動をしていました。


当時の1日のスケジュールです。

5時30分起床 → 
通勤1時間 → 
6階のオフィスまで階段で歩く →
事務職で8時間労働 →
ジムへ行きパンなどの軽食をとる →
ランニング30分 筋トレ30分 →
スポーツクラブでのプログラムへ参加
ボクササイズやヨガや自転車等
ハードな時は3つのレッスンを
連続でこなしていたので、
合計3時間くらい。→ 
ジムのお風呂とサウナ→ 
帰宅に1時間→ 
晩御飯を食べて、
12時半くらいに寝るの
繰返しです。
ほぼ毎日でした。


病気が発覚する直前の年は
失恋の悲しみや、
元彼氏に太っていると言われて振られ
罵られた事にショックを受けていたため、
ジムで運動する事でストレスを発散し、
嫌なことから目をそらしていました。

(お酒を飲んだり、
ギャンブルをして現実から目をそらすより
健康的ですよね)

当時は短期間に10キロ近く痩せる
強引なダイエットをしていました。

今思うと
私すごいなと思います

週末はお見合いパーティー

週末はスポーツクラブに行った後に
大きなリュックをコインロッカーにいれ
お見合いパーティに
何度も参加しました。


上手くいかない度に反省しましたが、
だまされてばかりで
人間不信に陥っていました。

筋肉は裏切らなかった


だけど、筋肉は裏切りませんでした。
毎日少しづつ体力がつき、
腹筋は100回くらいできるようになり、
1度も出来なかった
腕立て伏せは30回以上
できるようになりました。

学生時代、体育は2でしたが、
そんな私がスポーツが大好きになり
趣味ができました


だけど、
手の痺れが日に日に強くなっていき、
病気が発覚しました。


かなり大きな病巣が
脊髄と脳幹にできていたのですが、
鍛え上げられたマッチョな体のせいか、
ドクターがびっくりするくらい
筋力がありました。


そして、
心電図でもプロのスポーツ選手のような
脈だと言われ、
驚かれました。


入院は1ヶ月におよび、
ステロイドパルス療法を
3クールも受けましたが、
痺れは全くとれませんでした。


現在はリボトリールという
痺れをとる薬を飲んでいます。
これを飲まないと、
手足に力が入らないので生活できません。



リボトリールを飲んでも
多少痺れはありますが、
なれてきました。(^o^;)

痺れとは
一生の付き合いになりそうですね。


運動はリボトリールを飲めば
多少は出来ます。


手足に麻痺は
いまのところありませんが、
やはり病気のせいか
体力が著しく低下し、
毎日ジムへ行くのは
困難になりました。


プログラムも一つしか参加できません。


(;o;)でも、まだ体は動きます。 


1番好きなプログラムである
ボディコンバットというプログラムに
参加する事に
幸福を感じています。


これは、
ニュージーランドで振り付けが考えられて、
世界中のジムで行われている
格闘技をベースとしたエクササイズです。


日本だとコナミやジェクサー、
JOYフィットで参加できます。



これは
病気の私には長く続けられる趣味では
ありません。


  突然できなくなった時に後悔しないよう、
無理しない本数で参加しています。



幸せは経験することでは無くて、
あとで思い出して

それと気づくものだ。
という名言があります。


病気の前の私は
自分が幸せなんて微塵も
思っていませんでした。


だけど、今思うと
あんなに動いたのに疲れなかった体と
ウィルスに負けない抵抗力を
持っていた自分は幸せでした。

そして、
来年の私は今の私を
幸せだと思うのでしょうか?


来年は今よりも幸せになりたいな。
これ以上体力が落ちませんように。

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